競馬で世界最高峰のレース、フランスの凱旋門賞では、優勝の日本馬、日本人騎手はまだ出ていない。しかし、優勝した騎手が日本製の鞍を使ったことがこれまでに3回ある。そのいずれの鞍も手掛けたのがソメスサドルだ。
馬具の技術を一般向け革製品に生かして成長する。ものづくりへのこだわりを徹底するために社員をじっくり育成。苦しくても新卒採用を続け、現場は「風通しの良さ」を重視する。(写真=新津 良昌) ...