書家の川端清波さん(40)がヒノキの板に菊之助さんの名前を書いた。太く丸みを帯びた「勘亭(かんてい)流」と呼ばれる書体で「すき間なく客が入るように」と大入りの願いが込められ、墨にはつやが出るように 日本酒 が混ぜられているという。
江戸城では、隅石が直方体に整形されている例が多いが、よく見ると長辺と短辺の比が1:2以内に収まる算木積と、1:2.5~1:3の比になっている算木積とがある。打込ハギの場合は後者の方が技術的に後出で(時期的に新しい)、このタイプの算木積を用いる石垣は、 ...