1990年代半ばから2000年代初頭の景気低迷期に就職活動を行った世代は“就職氷河期世代”、あるいはロストジェネレーションと呼ばれる。社会の犠牲になったと言っても過言ではない彼・彼女らは、それぞれどうやって厳しい時代を生き抜いてきたのだろうか。
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「清掃の仕事なら、バケツと雑巾があればできますから。あとはお金の代わりに知恵でなんとかすればいい。そう思って踏ん張っていました。『他人に頼って言い訳してばかりの人生に終止符を打つ』と決意して、自分を信じられなくなりそうな気持ちを抑えるのに必死でした」 ...